東海道筋です。ガイド灯16番

 和田神社

石坐神社と同じく海津(わだつ)(みの)(かみ)を祀り八大竜神と称し、天武天皇の白鳳(7世紀後半、特に天武・持統天皇の時代の称)四年五月に勧請したと云う。御祭神も社号も石坐神社と同一で、例祭も毎年同日の九月九日であった。古記録は兵火のため焼失してわかりませんが、現在の社殿は鎌倉時代の建造物なので明治三十五年三月特別保護建造物に指定されました。御祭神海津見の神に因んで湖辺を和田浜と云ったので、明治元年十月神仏分離の令が出た時に、和田神社と改称されました。和田浜には藩政時代は主水を置き水軍を指揮して、矢橋通いの船の水難救助にも備えた。境内には石田三成が京都へ護送される途中、縛られたと伝えられる大銀杏の樹があり、表門は藩校遵義堂の表門を移築したものである。和田・石坐神社は同神社区に、船町・網町・魚屋町の町名があったように、海上保安と豊漁の外に旱天には雨を降らす農民救護の神様であります。

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