東海道筋です。ガイド灯44番

琵琶湖の浮城 膳所城

膳所城は大津市街の東部に位置し、相模川河口付近にあった膳所崎と呼ばれる琵琶湖に突き出た土地に築かれた水城であり、日本三大湖城の一つに数えられ、また大津城坂本城瀬田城と並ぶ「琵琶湖の浮城」の一つであります。陸続きの部分に三の丸を配し、二の丸・北の丸・本丸が琵琶湖に突出す(てい)郭式(かくしき)の縄張りでありました。    梯郭式 例:姫路城  本丸を中心に置かず偏らせ各曲輪をそれに沿って配置したもの。

慶長五年の関ヶ原戦後家康が最初に築いた城であって

大坂の豊臣方に備え兼ねて京都禁裏監視の為、藤堂高虎に命じて設計された水城であります。

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